立体メイク
メイクによって小顔に見せるポイントは、「立体メイク」に尽きます。平面的な顔を、いかに立体的な顔に作り上げ、横幅を強調しないように見せるかということなのです。小顔の基本形である卵形にどうやって近づけるか、というのもポイントです。
まず、ファンデーションの前に、下地クリームはきちんと付けましょう。化粧のノリが変わってきます。顔の陰影を付けやすいリキッドファンデーションがオススメです。色のトーンによって2~3種類のファンデーションを持っているとベストです。
まず最初に、顔の中で高さを出したいところと、へこんで見せたいところを見てみましょう。Tゾーン、下目蓋(目の下のところ)、法令線は高く見せたいので、一番明るめのファンデーションを使います。
そして、輪郭の一番外側は、暗めのファンデーションをつけましょう。他の部分は、肌の色に近いファンデーションを置いていきます。ファンデーションは、内から外に軽く叩き込むように伸ばしていきます。毛穴に入れ込むようなイメージで、ファンデーションのトーン差をなじませるように伸ばします。これで輪郭全体が引き締まります。
顔の凹凸、奥行きが強調され、小顔に見えます。仕上げは、パフにパウダーをたっぷりふくませて、押さえます。少々粉っぽくても、ブラシを何度も走らせれば大丈夫です。後は、手のひらでゆっくり押さえなじませましょう。これで、陶器のような立体ベースメイクの完成です。